お雑煮の具に意味はあるの?味付けはどう違うの?全国ではどうなっているの?

この記事は3分で読めます

275448

皆さんはお雑煮に入っている具にどんな意味が込められているかご存じですか?

 

多くの方はお正月になればお餅の入ったお雑煮を食べますが、そもそもなぜお雑煮にはなぜお餅が入っているのかご存じでしょうか。

また、味付けにもそれぞれに意味あっての味付けなのもご存知でしょうか。
今回はお雑煮のあまり知られていない餅や具材の意味について紹介します。

 

お雑煮 具材 意味

お正月には多くの方がおせち料理とお雑煮を食べますが、お正月以外にはほとんど食べることはありません。
なぜお正月だけなのでしょうか。
お雑煮は神様にお供えしたお餅や食べ物を年神様からのお下がりとして食べたのが始まりと言われています。
もともとお雑煮は平安時代頃から食べられていたものですが、特別な日や祝いの席などの「ハレの日」だけの特別な料理でした。
神様にお供えした野菜などをその年一番最初に汲んだ(くんだ)水で煮て作るのが始まりだと言われています。

 

お雑煮にはなぜお餅を必ず入れるのか、それはお餅はよく伸びることから長生きするように、という願いが込められているのです。
また、形によっても違います。
関東で角餅が主流になったのは江戸時代の時武士が多かった東日本では「敵をのす」の縁起から、のし餅を切った物すなわち角餅が主流となったのです。
元々は丸餅が一般的だったのですが、人口の増加もあって角餅になったとも言われています。

 

また、具の意味ですが、お雑煮の一般的な具材というと、野菜やその地域の特産品を入れるのが一般的です。
具材の組み合わせにも意味というか語呂合わせがあったりします。

たとえば鶏肉と小松菜などの葉物を入れることで「名取り(菜鶏)」すなわち名前を上げるという意味があります。

他にも、京都では人の頭となって過ごせるようにという願いを込めて頭芋を入れたりしていました。
地域によってはその土地の産物を入れることで年神様に1年の豊作、豊漁の願いが込められていることが多いのです。

 

お雑煮の具材も御節同様、様々な意味を持って入れられている縁起物なのです。

 

お雑煮 味付け

皆さんはお雑煮にはどんな味付けをするでしょうか。
お雑煮は各家庭で様々な作り方やこだわり、理由がある場合が多いです。
一般的な物はおすまし仕立てと味噌仕立てですが、なぜ関西と関東で分かれているのでしょうか。
それはその地域の人たちの願いなどの違いで変わっています。

関東のお雑煮の始まりは江戸雑煮と言われており、武士が多かったので「敵をのす」という縁起から角餅を使い、「味噌をつける(失敗する)」ということわざを嫌って鰹だしのおすましが好まれました。

一方関西は昆布だしで丸餅を軟らかく煮て、白味噌仕立てが一般的です。具は里芋や大根などが多いです。
頭芋を入れることもあります。
雑煮は元々京都生まれだそうですが、味噌で味付けをしていたのだそうです。

京都がなぜ味噌で味付けしていたのか?それは平安の時代に貴族に甘い白味噌の味が好まれていたからという説もあるようですね。

 

お雑煮 全国

関西と関東では、味噌やおすましの味付けが一般的ですが、全国にはちょっと変わったお雑煮もあったりします。
ここでは日本全国のちょっと変わったお雑煮について紹介します。

 

一つ目は岩手のくるみ雑煮。クルミをすった物に砂糖や醤油で味付けし、そのたれをお雑煮のお餅につけて食べるのだそうです。
奈良も似たような感じでこちらはクルミではなくきな粉です。
お雑煮の餅に付けて食べるというのが面白いですね。

 

お雑煮としてはちょっと変わっているのが鳥取の小豆雑煮。お正月の元日から甘い物とは驚きました。
香川はあんこと味噌を使った変わり種のあんもち雑煮。

 

6dcc151f545ddeeae60fb98436267a37_s
これは味噌仕立てのつゆにあんの入ったお餅を入れて食べるのです。

実は日本で沖縄だけはお雑煮は無いのです。
中身汁という豚の内臓を煮た物を食べるのです。とにかく豚づくしなのが沖縄に文化のようですね。

 

まとめ

いかがでしたか?
お正月には特に気にせず食べている方が多いお雑煮にも、いろいろな願いや意味が込められています。
お正月には験担ぎの物がとても多いですがお雑煮もお正月の験担ぎの一種なのです。
おいしく食べるのも大切なことですが、意味を知っていると、より味わい深い正月になるのではないでしょうか。

 

来年もおいしいお雑煮が食べられますように。

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

  1. なべ2
  2. 18567930c3d2c545ac427c6a5106a16a_m
  3. bagetto
  4. えほうまき
  5. sweets1
  6. eaf0a9ab95c4f73f1d830a2ddd338ab4_s

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

アーカイブ